そんな「中川政七商店」ですが、店舗運営以外にも、工芸をテーマにしたイベント「大日本市博覧会」を日本各地のものづくりの産地で開催しています。そしてこの秋、この博覧会が三重県菰野町で開催されます。
日本の工芸を元気にする！「大日本市菰野博覧会」
東海地方の工芸品が菰野町に集まるビッグイベント！
大日本市博覧会は、2016年に始まったイベント。中川政七商店が全国の産地とコラボレーションし、その土地の工芸を見たり体感したりできます。これまでに、波佐見焼で有名な波佐見町（長崎県）や、眼鏡の産地として注目を浴びる鯖江市（新潟県）などで開催されてきました。
そして今年は、10月12日（金）から14日（日）まで、三重県菰野町にて開催されます。菰野町といえば湯の山温泉などの温泉地として有名ですが、「萬古焼」という焼物の一大産地でもあるんです。
この期間中は、菰野町民センターに中川政七商店期間限定ストアがオープンし、菰野町を中心とした東海地方の工芸品がここに集結。作り手さんと直接話しながらお買い物を楽しむことができます。また、マルシェやトークイベントなど、様々な催しが行われる予定です。
買い物だけでなく、「体験」も一緒に楽しむことができる！
本文の要約
「大日本市菰野博覧会」の期間中は、菰野町で体験型イベントを行う「こもガク」が中心となって、町中で様々なイベントが行われます。その中で注目したいのが「コモノオープンファクトリー」。菰野町が産地となる様々な工芸について、普段なら見られないモノ作りの現場を見学・体験できます。
例えば、菰野萬古焼のメーカーである「山口陶器」さんでは、実際に土鍋や器を作っている工場を見学することができます。
釘を一切使わずに気を組み付けていく組子の「指勘建具工芸」さんでは、組子作品の見学や実際に作品を作るワークショップなどが行われます。
さらに、菰野町で唯一の酒蔵で、「早春」や「田光」という名酒を生み出す「早川酒造」さんの酒蔵見学・きき酒体験も。
この他にも様々な体験や、里山体感ツーリズムなど、この時にしか体験できないアクティビティが盛りだくさん！
これまで、IDENTITY名古屋でも菰野町の素敵なスポットを紹介してきましたが、この「大日本市菰野博覧会」に行くならぜひ立ち寄っていただいたい場所ばかり。以下、おすすめスポットもご紹介しますので、10月12日からの3日間は菰野町で工芸と自然を満喫してみませんか？
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こもガク×大日本市菰野博覧会
開催期間：2018年10月12日（金）〜14日（日）
※こもガク塾の期間は10月6日（土）〜14日（日）の9日間
開催場所：菰野町各地。詳細はイベント開催マップをご確認ください。
URL：公式サイト